2024.07.31
交通事故での困り事とは?弁護士に相談するメリットをご紹介
交通事故が発生すると、ケガや後遺障害、車の修理など、困りごとは人それぞれです。
この記事では、交通事故で困ることや弁護士に相談するメリットをご紹介します。
交通事故での困り事とは
交通事故が発生すると、加害者・被害者どちらの立場でも以下のようなことで困ります。
- 自分では示談交渉したくない
- 加害者にいくらの損害賠償請求ができるのか
- 相手が任意保険に入っていない
- 車の修理代は弁償してくれるだろうか
- むちうちの後遺症が残ったけど何年先までの慰謝料を請求できるのか
- 事故から数年が経過して被害者から日常生活に支障が出ていると言われたが、どこまで補償すべき
- 追突されたが保険会社からこちらにも落ち度があると言われた
- 慰謝料の相場がわからない
- 示談中だと治療費は支払われないのか
- 相手側が弁護士をつけたら、自分も弁護士をつけたほうがいいのか
交通事故でケガや後遺症、後遺障害が残ると日常生活にも支障がでる可能性があり、万が一にも働けなければ生活が困窮する恐れがあります。
交通事故が起こったときに弁護士に相談するメリット
交通事故が起こったときに弁護士に依頼するメリットは次の8つです。
- 保険会社との示談交渉を任せられる
- 正当な過失割合を主張できる
- 慰謝料を増額請求できる可能性がある
- 相手の保険会社にこちらの主張を受け入れてもらいやすい
- ケガや後遺症の通院や治療についてアドバイスをもらえる
- 適正な後遺障害等級認定を受けられる
- 適正な休業損害をもらえる
- 慰謝料や示談金が早めにもらえる
交通事故に遭うと、過失割合によって支払う金額が異なります。
過失割合を決めるときに加入している保険が、任意保険であれば「任意基準」、自賠責保険であれば「自賠責基準」が適用され、自賠責基準が最も低額の請求です。
弁護士に依頼すると「弁護士基準」という裁判所の判例に基づいた基準が適用され、3つの基準の中では最も高額の請求が行えます。
その他にも、交通事故を専門にしている弁護士であれば、経験と知識、過去の判例などを基に類似した事故のケースと事故状況を照らし合わせて適正な慰謝料を請求することも可能です。
また、必要書類に書き慣れていない医師の場合、記載ミスや文章表現のニュアンスが違うこともあるので適切にチェックできます。
まとめ
今回は、交通事故で困ることや弁護士に相談するメリットについてご紹介しました。
示談交渉は自分でも対応できますが、一般的には保険会社が代行しています。
少しでも適正な慰謝料や賠償金を請求したいのであれば、弁護士の中でも交通事故を専門に扱っている弁護士に相談することをおすすめします。